Method 人目には触れない「基礎」こそ一番大切な場所。 「見えないこだわり」を持つ一貫した方針がエム施工の根っこです。
地中熱の有効利用でライフランニングコストを下げる新しい暮らしのご提案
エム施工だからできる地中熱エコライフのご提案
地中熱ヒートポンプシステムの中で普及率80%以上を締めるのがクローズドループ方式。
システムは下記の3つから構成されています。
●地中熱交換器(Uチューブ)
●地中熱ヒートポンプ
●室内機
地中熱交換器は設置スペースが小さくても設置可能であり、深さ数10〜100m程度に掘削したボアホール(縦穴)にUチューブという地中熱交換器を挿入するものです。
その深さは熱負荷に応じて必要総延長(深さ×本数)を決めて施工します。
地中熱ヒートポンプから得られる大きなメリット
ヒートポンプは利用側と熱源の「温度差」が小さいほど、
電気エネルギーの投入が少なく済みます。
だから大幅な省エネ効果が期待できるのです。
空気熱源ヒートポンプを地中熱ヒートポンプシステムに切り替えた場合のランニングコストをオフィスビルについて試算すると、年間の電気料金は25%削減が見込まれます。また暖房や融雪利用における油焚ボイラーの場合は、燃料代と電気料金の合計で50%削減が見込まれます。
東京都内のオフィスビルに設置された地中熱ヒートポンプの電力消費量の実績によると、空調機器更新前の3年間と更新後の月別消費電力量を比較したところ、年間49%の削減が確認されています。
また、月別の削減量を見ると暖房に比べて冷房での節電効果が高く、特に6月〜9月の節電率は69%となっています。
冷暖排熱を外気に排出せず地中に戻すのでヒートアイランド現象を抑制します。また石油やガスを持ちいないので、CO2削減効果も期待できます。まさに今ある地球のエネルギーをそのまま使う、クリーンなエネルギー活用です。
宅地分譲地などは計画段階から地中熱導入を考えることで、地域レベルで省エネ、省コストの住環境を実現することが可能です。住宅が出来上がってしまってからの導入に比べ、その作業性から導入コストを抑えることができるだけでなく「ライフランニングコストの低い街」として分譲地としての付加価値を高めます。そのエリアだけ電気使用量が低く夏も涼やか。雪もすぐ消えるクリーンな街。そんな街づくりを計画することも可能です。
都市開発、地域開発を考える時に地場の自然エネルギーを有効活用する時代と言っても過言ではありません。
地中熱は無限のエネルギーと言えます。その応用例は多岐にわたります。例えば豪雪地域ではロードヒーティングで融雪効率を高めたり、農村地域ではビニールハウス内に安定した基礎熱源を低ランニングコストで供給することが可能になります。地中熱利用は個ではなく、地域で考えることで一掃の価値を創り出すエネルギーです。
環境省では、地下水・地盤環境の保全に配慮しつつ地中熱利用の更なる普及促進を図ることを目的として「地中熱利用にあたってのガイドライン改訂版(平成27年3月)を取りまとめホームページで公開しています。また「導入支援」「計画策定支援」として助成事業を行なっています。
地方公共団体、非営利団体、営利団体を対象に展開されており、1/2から2/3の導入費補助が見込まれています。 弊社でも申請のサポートなどお手伝いさせていただきますので、お気軽にご相談ください。
私たちが「地中熱利用」に取り組むことには意味があります。
地中熱利用のための施工現場はいわば地中です。そして完成してしまえばおそらく二度と目にすることはない現場なのです。
私たちエム施工株式会社が創業期より大切にしてきた思い。
それは全ての人が、街が、環境が豊かであること。その礎となるのが
私たちであり、完成後には人の目に触れることのない礎にあえてこだわり大切にする。